エビデンスで教育を考えた

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定期的なセッションで職場の幸福度が高まるんでないかという研究結果。

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 あなたの職場でのストレスは高い方でしょうか?


 最近はリモートワークが流行りだしたので職場の雰囲気とかはなくなりつつあるかと思いますが、一部ではあいも変わらず顔を突き合わせての会議が行われております。私も日々出勤しております(まあ最近は落ち着いてのでストレスがありません)。


 そんな中で、自分の強みと感謝を意識すれば幸福度上がるんじゃない?という観察結果が出たのでご報告します。


 被験者は平均39歳のフルタイム社員50人。いつものように事前に職場の幸福度(「あなたの仕事にどれだけ満足していますか?」など)や心理的幸福度(「私は人生の方向と目的の感覚を持っている」など)を測定したのちに、グループセッションを行ったそうなんです。どんなものかというと


自分の強みにフォーカスして議論し合う

感謝の気持ちに対して議論する

ということを6週間ほど行ったそうな。

 すると、御察しの通り、その後の職場での幸福度が高まったんですな。この職場での幸福度というのはポジティブ心理学からの派生なんですが、集団での行動にも影響を及ぼす重要な幸福指標。もうちょっというと、個人の職場での幸福度が高まると、その人が所属している集団にもその幸福感が伝染するんですね。強みに注目すると幸福度が高まるかっていうのはこの辺に関係してそうでして、自分の強みの意識が集団でのキャラクターの確立に一役かうからだと思われます。


 とはいえこの辺の研究はまだまだ不明なことが多いようなので続報待ちです。ひとまずの報告として。

参考
https://www.researchgate.net/publication/257589187_The_Working_for_Wellness_Program_RCT_of_an_Employee_Well-Being_Intervention