エビデンスで教育を考えた

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ハーバード教授が教えてくれた、お金で幸せを買う方法

 幸せをお金で買う5つの授業を読みました。気になってはいたんですが、コード書きに忙しくてついつい後回しになってたんですよね。働いても満足を得られていない方には参考になるいっさつかと思います。以下内容のまとめを簡単に。

経験を買う

 もはや鉄板ですが、ものより経験を買え!といういつものあれです。それはいったことのない所でも良いし、スポーツも良いと思います。(個人的にはボルダリングやゴルフが気になってます)

 とはいえやたらめったらに経験を買えばいいものでもないらしく、(未経験だからと言って、カナダでマリファもダメ)ここにも一定の条件があるそうな。それは

1. 繋がりが生まれる経験
2. 思い出になりそうな経験
3. 理想の自分へとつながる経験
4. チャンスを与えてくれる経験

です。確かに繋がりが幸福を高めるのはよく知られたことだし、思い出は誰にも奪われませんからねぇ。

ご褒美にする

 
 私は毎日酒を飲んでいますが、もはや惰性で飲んでるだけです。そこに嬉しさはありません。なぜかと言えば、人はいつでも手に入るものに喜びを感じないからです。同じ様なことは給料だったり、旅行だったりも言えることです。これを幸福に変えるには、ご褒美化するしかないようです。具体的には、普段やらないということ。


飲酒やスイーツを金曜日に限定する

カップルの倦怠感には、二人で新しい人に会ってみる


これだけでも人の幸福は上がっていくのです。(ひろゆきさんも、うまい飯を食べたいなら断食すればいいと言ってました)

時間を買う

 確かに時間が余れば、この分をそれぞれ楽しいレジャーなどに費やせそうです。とはいえ、「欠乏の経済学」でも書かれていたんですが、ここには時間欠乏の罠もあります。時間を求めれば求めるほど、時間が足らなくなるという。
そこで本書ではやたら時間を買うではなく、


通勤の短縮(ないし手段の変更)
テレビの短縮
人付き合い


に使えば有意義ですよ、とアドバイスしてます。私はテレビは見ないので、もうちょい友人と会うために使おうかと。

先に支払って後で消費する

 クレジットの引き落とし額にびびったことのある経験はあるでしょうか。私もかつてはリボ払いをした経験がありますのでつらみがわかります。
 そんな経験をしないために、本書では先に払うことを推奨しています。時代と逆行しているようですが、これは以前にも話題にあげました。

www.mathlikeb.com


 さらに、先にさらうだけでなく

1期待が膨らむもの
2消費したら喜びが増すもの
3消費するものや経験自体は短時間で終わるもの

ほど、先払いが良いんだとか。まあこれらは、先払いとかあんまり関係なさそうな気もしますが、、
www.mathlikeb.com


他人に投資する

 
 チャリティーを頼むとき、「助けるか助けないかはあなたの自由だ」と言われるか「あなたは助けるべきだ」と言われるかでは、前者の方がより幸福感が増えるようです。何事も自分で選択した方が良いんですね。まあでも、基本的には、身近な人にお金を使った方が幸せです。多分、その方が自分に帰ってくるからでしょう。いずれにせよ、家賃より他人に使うと幸福になることが間違いないようです。

まとめ

 というわけで、ざっくりとした本の要約でした~。何かを買うときに「これは時間を買ってるんだ!」という視点で参考にしていただければと。