エビデンスで教育を考えた

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今週の小ネタ〜数学の論文は正しいのか、など〜


今週のお題「○○の秋」


 今週は暑さも和らいで、過ごしやすいですね。

機構の安定とは裏腹に、地味に前澤さんの記事でバズりました。

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 それはさておき、今週の小ネタです。今週は書けないかな、と思っていたのですが、ここはなんとか書いてきます。今回は数理関連を3つほど。

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数学の論文だったら正しいか?


 ハードサイエンスとか理論とか、まあ呼び名はいいのですが、この辺りに属する論文は撤回されにくいです。まず数学とかだと、かなり厳密な論理なので、1度証明されたならそうやすやすとは消えて無くなりません。実験とかだと統計のばらつきによって(あるいは不正で)その後の確認が取れなくなることも多々あります。そこが数学の美しさにも繋がると個人的には思うのですが、そんな数学の普遍性に疑問を投げているのがこの記事。

Is Math Always Correct? | Wrong Math Proofs


 確かに、フェルマーレベルの証明なんか、生きている人類で理解できるのは1%切るでしょう。私もできません笑。そうなると、「これ本当にあってるの?」となるのもまあうなづけます。


能力がないのにエフィカシーと高めると逆効果


 数学的エフィカシーという概念がありました。

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 今回はそれと金使いの問題です。数学ができる人の方が金持ちになりやすいってのはあるんですが、数学の能力が高くてもエフィカシーが低いとこの効果は消えてしまうんだとか。さらに問題なのは、数学の能力が低いのにエフィカシーが高い人。この人たちが一番困窮してしまうようです(ローン組んじゃったりとか)。エフィカシーも取り扱いが難しい概念っすな。

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AIにかくれんぼを教えると、複雑な戦略を生み出す

 AIにかくれんぼっていうのがなんとも面白い発想ですな。詳しくは記事を見てもらう方が面白いかも。