エビデンスで教育を考えた

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最近エビデンスで教育を考えていない件について

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今週のお題「読書の秋」

最近また読者様が増えたので、自己紹介がてら表題の件について書かせていただきます。

ブログ運営者です。アカデミックから民間企業に移り、現在データサイエンス業務に従事しております。自分のことは置いておいて当ブログについて軽く紹介します。当ブログを運営して3年くらいたっておりますが、きっかけはパレオな男さん(https://yuchrszk.blogspot.com/)です。自分が当時の指導教官の指導が良く分からず途方に暮れていた頃、パレオな男さんのエビデンスベースな記事に出会い「これを自分でもやろう!」と決心したことが始まりです。最初は数学教育の論文を読めそうなものから始めて、「こういうことをすれば数学の力が伸びるのかな?」なんて言うことを自分でも試してみる。。よさげなものはメモがてらブログにアップする。。そんな所から始まったブログです。ところで最近は「エビデンスで教育を考えた」と言いつつ、あんまり教育について書いてません。むしろ雑記の方が多いくらいです。

この理由は大きく2つあります。1つは自分が教育現場から離れてしまったことと、もう1つは教育研究の雲行きがかなり怪しくなっていることです。

まず1つ目の教育現場というかアカデミックから離れてしまった成り行きですが、一言で言うなら不況です笑。自分の実力不足もありますが、高等教育機関はどこもお金が無くアカデミックに残るなら実力以外にも、コネ、研究領域自体のマーケット、運(上のポストが空くなど)が重要になってきます。私みたいなボンクラはとても残れません。まぁ、現在の大学の状況を見ていると、コロナ前に転職できて本当に良かったなぁとしみじみ感じてます。。

www.mathlikeb.com
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教育研究についてはそこそこ書いていますが、一例をあげるだけでも


マインドセット→微妙、、
エフィカシー→微妙、、
パワーポーズ→オワコン、、
マシュマロテスト→微妙、、
1万時間の法則→オワコン、、
GRIT→微妙、、

などな状況です。。

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こんなことになるのも、まあ研究なんていうものは生まれては消えての繰り返しなので致し方なしというのもありますし、そもそも教育研究は介入実験が難しくもあります。(タバコの煙は子供の脳に悪い、なんていう研究があったとして、被験者の子供にタバコの煙を吹きかけることなんてできません)理由はともあれ教育研究自体に行き詰まりの様なものを感じてしまったんですね。

そんな訳で教育についての記事がめっっきり減り、伴って更新頻度も減ったのですが、当ブログの読者様は


雑記的エントリも読んでくれる

ブログを更新しない方がPVが多い(なぜ??)

という方が一定数いらっしゃって、ならばもう少し続けようと今日もちょこちょこと書いている次第です。(ありがたい!)


これからどんな記事を書いていくかは完全にノープランですが、今後ともよろしくお願いしますということでここまで読んでいただきありがとうございます。