エビデンスで教育を考えた

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インプットを加速するためのリサーチ方法とは?


 データを分析する時にはSQLなどで内部のデータを見たりもあるけれど、それ以外の外部のデータにも情報を求めないといけない時があります。

例えば

・paypayと楽天payを決済手段として使っているが、運用コストを考えると片方だけで良いのではないだろうか?

・現在使っているAというサービスの他にもBというサービスを増やして良いのか?

という時です。上記のどちらの場合にも大事なのがそれ以外の可能性も満遍なく考えないといけないことだと思います。paypayであればQR決済全体を考えないといけません。もしかしたらベストはLINEpayかもしれないので。

 そんな時の調査方法として「外資系コンサルのリサーチ技法」がデータサイエンスの世界でもかなり使えるのでご紹介します。

インプットの4つのステップ

 早速ですが本書では調査のステップを

1目的の確認
2リサーチプランの設計
3リサーチの実行
4アウトプット化

の4段階で紹介しています。詳しく書いていきます。


1目的の確認
 趣味であればインプットは思い思いにやりたいものですが、特に仕事であれば締め切りがあります。期限以内にインプットを終わらせるには「なんでそのインプットをするのか?」という視点が超重要!です。先にアウトプットも想定しておくんですね。これを言語化(書いておいた方がいいです)しておくことによって、調べまくった結果に何も言えなかったみたいな現象を回避できます。

2リサーチプランの設計
 ここも大切。私のような多動型の人は特に1の目的の確認ができた段階でガーッと調べたくなるのですが、ここを設計しないと漏れが生じます。特に門外漢の分野を調べる際は「浅く広く」が鉄則。なので目的の合意が取れたら何をいつまでに調べるのかを一覧にしましょう。一口に何をと言っても

WEB
文献
民間統計
政府統計
学術論文
アンケート
SNS
同僚

と多岐に渡ります。期限を決めるならこれらに優先順位をつける必要があります。私の場合はざっくり午前/午後で区切りをつけて順番をつけてから調べます。

3リサーチの実行
 ここでやっと調べ始めです。特に書くことはないんですが、「積極的に情報を取りに行く!」という姿勢は意識しましょう。

4アウトプット化
 ここが自分も苦手なんですが、どういう風に情報を整理するかは結構大事。私のように整理のセンスがなかったり、自分で苦手だなぁと思っている人は「整理するためのフォーマットを事前にいくつか持っておく」のが一番早いです。要は、パクリです。このテンプレは本書にまとまっているので、、覗いてみて下さい。

まとめ

 というわけでインプットのためのインプットでした。本書を読むことでイタヅラにインプットに時間がかかることもなく、またインプット漏れの防止にも繋がります。自分がこんな場当たり的に論文を読んでいるので良く良く使いたいものですという反省はここまでにして今回も読んでいただきありがとうございました。