これは幼児教育から中等教育(高校まで)の6817人を対象とした112の研究をさらに精査した論文でして、介入を行うのとそうでないのではどれだけ違うのかを調べたもの。
ここでいう「介入」とは
特定のタイプの指示、特定の期間実行されるもの
として定義されてます。
また計算(分数)、比、%、図形、文章題など各論ではどうなの?ってところまで調べております。
その結果はというと
・どの学年においてもほぼ一律に介入効果が出た!(どれもr=0.5)
・ 一般に、私たちは間接的な指導が直接指導よりも良い成績をもたらしたという兆候は認められなかった。
これに関しては、以前ちょこっと紹介しました。
このときは高等教育がメインでして、核心的な答えはなかったんですが、小学校、中学校ではこのような結果になりました。
・計算(分数)、比、%、図形、文章題の分野に関係なく有効な結果が出た!
とのこと。中等教育までは指示していくのは重要なんですねー
てなわけで、初等、中等教育にも結構な効果があるよーという話でした。
参考
file:///Users/pcuser/Downloads/A_Meta-Analysis_of_the_Effects_of_Instructional_In%20(1).pdf