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「深い集中を取り戻せ」を要約してみた。

 タイトル通り「深い集中を取り戻せ」を読みました。テレワークで成果が上がらない人には必読の本になりそうです。

 この本は今までの集中本や勉強本にはない「テレワークでの仕事」にフォーカスしていたのがポイントなのと、何のために集中するのかから問いかける本になっているのが新しい視点でした。その辺はいつでも大切になってくるので本書を何回も読みながら少しずつ改善していくのがよろしいかと思います。以下では直ぐに集中をあげられる「アクションに繋げやすい3つのポイント」を紹介します。



1取り組み方を良くする。

 テレワークでしかもフレックスとかだと中々取り組みが遅かったりしませんか?
私は遅いです笑。実際取り組み時間が自由になっていけばいくほど、「取り組みの速さ」まで個人の最良になって来ています。ところが、始業ベルに慣らされた私たちは「取り組み方」がわかりません。
そこで本書では取り組みを良くするために

仕事の入り口、出口、発想の出し方

に絞って解説しています。
 まず入り口ですが、これは「ルーティンを決めること」に尽きます。仕事モードに入る習慣をつけてしまうんですね。本書だと「時計をつける、仕事用の服を用意する」などの服装から歯磨きや入浴なんていうものまで紹介されています。
 次に大切なのが仕事の出口です。テレワークが常態すると、寝る前まで仕事するなんていうことになりかねません。職場があった時は家に仕事を持ち込まない、なんていうこともできたんですがねぇ。。そこで次点として「仕事部屋を用意する、リビングでは仕事しない」という場所を家に用意することが提唱されています。これは1ルームだと難しい話ですが、せめて良質な睡眠のためにも「布団、ベットでは仕事しない!」は心がけてください。

2環境を整える

 環境というのは仕事場の環境でして、これも今まではオフィスが用意されていたのが、コロナ以降は自分でデザインしなくてはなりません。本書では沢山の技法がありますが、ここでは

匂い
温度
照明

にフォーカスします。
 匂いというのは仕事のオン・オフにも使えます。例えばオンでは普段嗅がないようなアロマを選んで見ましょう。すると、その匂いが呼び水になって仕事モードになります。(そしてもちろんオフの時にはその匂いは嗅がない)
 温度は男女で違うようなのですが、男性は23度前後、女性は25度前後が最適です。まめに換気を心がけながらこの温度を保ってみてください。
 最近は照明も好きな色を選べるようになりました。集中したい時は寒色系にして、リラックスしたい時は暖色系にしてみてください。これはかなり集中が高まります。

3体調をキープする

 体調のキープですが、これは健康というより「安定して集中するための方法」と思ってください。具体的には

適度な休憩
朝日を浴びる
低GI

です。この辺は結構言い尽くされているとは思うんですが改めて解説します。
 まず、1時間に一度は5分程度休憩すること、この休憩ではスマホは見ない。これは大事です。特にホワイトワーカーはブルーライトからなるべく目を休めなくてはなりません。窓際に観葉植物を置いて、適度に目を休めてください。
 朝日を浴びるのは、夜きちんと眠れるようにするため。仕事がフレックスになると(私なんかは特に)生活が不規則になりがち。昼前に慌てて仕事に取り組み、昼が後倒しになると、朝日を浴びる時間が後倒しになり生活リズムが乱れますのでご注意ください。私も仕事が忙しくても朝散歩はルーティンに入れてます。
 そしてお昼ご飯は低GI。これも昼に眠くなるのを防ぐためです。テレワークの良いところは、食事を分けることができることだと思うので、果物やダークチョコレートなどを休憩にこまめに食べることをお勧めします。

まとめ

 というわけで今回は深い集中を取り戻せのかいつまみ記事でした。今回書いたのははっきり言って序の口の部分ですので、まず上のことを改善して本書の威力を知って、その後に購入いただければと思います。