エビデンスで教育を考えた

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ヤルかどうか?じゃない。どうヤルか?だ!という研究結果。

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 研究は心理学の学生53人を集めて行われたもの。彼らに与えられたのはアナグラムテスト。これはいくつかの単語を与えられて与えられてそれで文章を作れ、というもの。(やってみると、結構頭使います。)

 

彼らは2つのグループに分けられ、片方には

 

「このタスクをヤルかどうか?」

 

を事前に考えてもらい、もう片方には

 

「このタスクをどうヤルか」

 

考えてもらったそう。

 

 

 するとお察しの通り、

 

・どうヤルか?を考えたグループの方が優位に成績が向上した。

 

そうな。

 

 こういうのを

 

質問的自己対話

 

と呼びます。

 

 これだけのテクニックで問題が解決できるなら使わない手はありません。

 

皆さんも

 

「どうやって解決しよう?」

 

とセルフトークを変えてみてください。

 

参考

 

Motivating Goal-Directed Behavior Through Introspective Self-Talk: The Role of the Interrogative Form of Simple Future Tense