エビデンスで教育を考えた

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ノートをとったり授業を聞いたりすることより効果のある勉強法とは?

 

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 自己説明ってすごいんですよ。

 

人に説明するのって、因果関係を整理しなくて胃はいけないし、何が主観で何が事実なのかも区別する必要があります。

 

我が身を振り返っても、論文を説明することで改めて勉強になったりするもんです。

 

 

 実際、この自己説明(self-explanation)がどれだけすごいのかを調べた調査があります。今回紹介するその論文は、69の論文が精査され、その被験者の数は5917人。かなり大規模に調べたメタ分析。

 

この結果、



・学校のレベルは関係なく上がる!

・多くの研究は北米やヨーロッパだったが、効果量は東アジアの方が大きい!

 

これに加えて、

 

・教員が一方的に授業するよりも効果が高い!

 

・ノートをとるよりも効果が高い!

 

なんて言う結果に。

 

 これだけだと、「教師オワコン説」がまた浮上してしまうのですが、研究者曰く

 

「自己説明について報告された利益のかなりの部分はインストラクター提供の説明から交互に利用可能であるように思われる。」

 

とのこと。教員ありきですよ、と。その意味では一緒に対話していくことが大切ですね。

 

 またアジアの方が効果が大きい理由として

 

「アジアの授業って、教科書中心だからかも」

 

と解釈しております。この辺はぐうの音が出ない。

 

 

まとめ

 ともあれ、自分で説明することはカナーリ大切。数学であれば

 

・定義が出てきたら、その意味を数式でなく言葉で説明する。

 

・定理を使う時は、なぜその定理が使えるのかの理由も説明する。

 

というところ。激しくおすすめであります。

 

参考

Inducing Self-Explanation: a Meta-Analysis | SpringerLink