「本が視界に入るのが重荷だ。」
増え続ける本を見るたびにそう思う。
Kindle読み放題に加入してから、その思いは募るばかりだ。
大学時代からの本を抱え込んでいく時はそれが楽しかったものの、中には読んでいない本もちらほら。
大事なことに集中したい時こそこれが目に入ってしまいます。
(ここ最近は、家だと捗らない。)
なんで定期的に本を売ってます。
(3年は読み返してない本たち)
秋の公園を自転車で走りながら近所のブックオフに。
で買い取ってもらったところ、計146円になりました。
ついでにポイントもたまってたので、ある本も購入。これは今度紹介します。
買取の後もぶらぶら考えながら店内を回っていると、早くも外はまっくら。
寒空の下に出て
「あー上着着てきてよかったなー」
なんて思っていたら、店の外の自販機の前に1人の女の子が。
お父ちゃんのバイクによっかかりながら
「ゆーーーやーけこやけーの」
と歌っているではありませんか。
「なんで外で待たせてんだ!」
とちょっと思いましたが、本人はどこ吹く風。
見てらんなかったので、自販機にて130円のホットココアを買ってその場であげてきました。
「寒くないか?」
「うん」
「これのみな」
「うん」
「ひとりで開けられるか?」
「はい、ありがとう」
一人で開けたのを確認したら、なんだか気恥ずかしくなったので
「じゃーな!」
といってそそくさ帰ってきてしまいました。
ポケットに残った16円を触りながら、
「おれ、何しに行ったんだっけ?」
と回想する秋の夜。