エビデンスで教育を考えた

頭が良くなる科学論文を紹介していきます。お勧め商品は楽天ルームで!https://room.rakuten.co.jp/room_12b7a40f6d/items

コラボはしたほうがいいよーという良い研究結果。

f:id:mathlikeB:20181004183351j:plain

コラボは物理的距離が大切って話を書いたんですが

 

mathlikeb.hatenablog.com

 

 

ここでは

オンラインコミュニケーションとコラボレーションアプリケーションは、やらないよりやっていくほうがいい!というお話です。

 

 参加者はルーマニア13の大学から1816名の大学教員、女性は832名(45.8%)、男性は984名(54.2%)で、平均年齢は45歳でした。ちなみに助教授(N = 178,9.8%)、講師(N =584,32.2%)、准教授(N = 497,27.4%)、教授(N = 503,27.7%)、研究者(N = 54,3%)だったようです。教授とかも結構被験者になったりするんですね笑

 

被験者には事前にアンケートをとり

Googleドライブとか使ってる?みたいな)

テクノロジーにおけるエフィカシー

性格ビック5

 

 

その結果、

 

 

・若い人はマインドマッピングなど今時のを使うのに対し、教授は電子メールや研究SNなど

 

神経症傾向が高い人は、若干技術エフィカシーがひくい

 

・やはり楽観的なほうがコラボしやすい

 

論文の出版物数(β= 0.04p <.05)に神経症効果が及ぼす影響は低かったが、静的に有意だった(β= 0.12p <.01

 

インパクトのある論文数と共同研究の数は弱い相関がある

 

・でもコラボの際、ツールはなんでもOK

 

 

 

なんて言う結果に。とにかくスラックだろうがメールだろうがやったほうが良さげ。

 

まあ私は共同研究者もいないし神経症も高いしですが笑

 

 

A study on academic staff personality and technology acceptance: The case of communication and collaboration applications - ScienceDirect