エビデンスで教育を考えた

頭が良くなる科学論文を紹介していきます。

創造性

挫折からの立ち直りや創造性に効くユーモアの高め方とは?

皆様は、ユーモアがある!って自負してますか?どうも、自己紹介で毎回ドスベリしてコミュニティの最底辺から所属が始まるmathlikeです。今回は気の利いた小粋なジョークを飛ばして人気者になりたい!!という壮大な煩悩を持つあなたの為に科学的なアドバイ…

アートは健康にどれだけ良いの?→結構良さげという科学の答え。

そう言えばアートと健康について書いたことなかったのでご紹介します。教育について書いたことはあったけど。 www.mathlikeb.com 様々なアートと健康について 紹介する論文はペンシルバニア州立大学医学部で行われた健康に関するレビュー論文。ここで言う健…

最近の論文。

今回は論文をタイトルにつられて読んだけど、「うーん、いまいち」と思って、紹介しようとしたけど迷ったけどせっかく読んだから読後感だけでも、という奇文です。 動機づけとは?責任感とは?創造性とは? 紹介する論文は「生徒の動機づけと責任感と創造性…

21世紀の必須スキルが7つに特定されてた件。

21世紀に必須な力!!というとまあなんだか魅力的に聞こえます。不透明な時代ですから。 これまでも、STEMやら、アクティブラーニング、計算思考なんかをせっせと取り上げてきました。そう言った中で、1000を超える論文から選別した『21世紀のデジタ…

男女差でコードに影響は出るの?という研究の話。

プログラミングでは男女で得意なことが違うのかもなという論文がありましたのでご紹介。 この研究は男女33人の大学生が対象です。事前に創造性や共感力、システム化力なんかを測定して、実際のプログラミング力との相関をみたようです。プログラミング言語が…

ポジティブ情熱の方が幸福感も上がるんじゃない?という研究。

芸術家っていうと、神経質で病んでそうな印象を持つ方もいらっしゃるかと思います。 「苦しみから芸樹が!」 なんてムンク的な作品もあるのかもしれませんが、その辺と以前に書いた情熱ってのはどう結びついているのか調べた研究がありましたのでご紹介。以…

トレッドミルでも創造性は高まる!という嬉しい研究

データサイエンス、というかシステムエンジニアになって変わったのは、座る時間が増えたこと。もちろんこれは放置していられない問題であります。座りすぎだと脳が縮んだり、寿命が縮んだりと、近年はいい話がありません。 個人的には座り過ぎの害を減らそう…

なぜSTEMでなくSTEAMなのか?〜芸術の威力〜

STEMっていうのが今の教育の主流です。 STEMというのは各分野の頭文字をとって S=Science(科学全般) T=Technology(テクノロジー) E=Engineering(エンジニア) M=Mathematics(数学) 表してます。これらの分野の重要性は1990年代から言われ始めてまして、ア…

子供をクリエイティブにするために大事なこと、それは遊びや質問。

創造性が今年のテーマの等ブログ。以前に可変思考なんてものを取り上げました。 mathlikeb.hatenablog.com 割と関連しているんですが、今回は研究者が参加した研究。 この調査はアメリカで行われたもので、創造性が高いと評価された大学の研究者と子供を集め…

社会的に排除されてても、創造性は伸びるぞ!という観察研究。

いろんなものを作っていきたいね!というのが今年の目標であったりします。 (もちろん、ブログもしっかり) そんなわけで今回も創造性についての話なんですが、 「社会的マイノリティーは、その後の教育で創造性は高まるの?」 という今までになかった研究…

教育を変えたきゃ、教員にあれをさせると良い、、、、かも。

どうやったら良い環境を作ってあげられるだろう? なんてことを考えておりますわけで。 このテーマって、汎用性も高くて考えがいがあるんですよねー (私個人は、喫茶店とか家とかで十分なんですが。) そんな中見つけたのが、 「教員の不確実性について」 …

ヤルかどうか?じゃない。どうヤルか?だ!という研究結果。

研究は心理学の学生53人を集めて行われたもの。彼らに与えられたのはアナグラムテスト。これはいくつかの単語を与えられて与えられてそれで文章を作れ、というもの。(やってみると、結構頭使います。) 彼らは2つのグループに分けられ、片方には 「この…

アートと研究成果に欠かせないものとは?

創造性というのが当ブログの今年のテーマ。 私自身、科学者の端くれなんですが、いまいち成果が上がらないわけであります。 そこで大事なのが 「創造性に欠かせないのは?」 という疑問。今回はそんなお話。 データは2012年から2013年の間にスウェー…

科学を変えた人たちにインタビューをしたら、何がわかったか。

アインシュタインに憧れませんか? ダーウィンのように、世界観をガラッと変えたい! 誰もが憧れますね。 さすがに、ご両人に効くわけにはいきませんが、現代トップ科学者にインタビューしてわかったことを書いた論文を見つけたのでご紹介。 紹介する論文は…

脳科学の知見に基づきトレーニングしたら、創造性があがったよーという話。

以前から#石川義樹 さんをストーキングしております、math-like。 mathlikeb.hatenablog.com 先日、彼のツイートにこんなのが流れてきましたとさ。 <blockquote class="twitter-tweet" data-lang="ja"><p lang="ja" dir="ltr">脳科学の知見に基づきトレーニングしたら、創造性があがったよという研究→<a href="https://t.co/U1MDPqJN2P">—">https://t.co/U1MDPqJN2P— Yosh</a></p></blockquote>…

スーパーの植物販売が素晴らしい件。

観葉植物を探してたんです。 yuchrszk.blogspot.com yuchrszk.blogspot.com 自然は体にも良いし、創造性も高まるなんて話もありまして、もともと植物を育てるのも結構好きなんで、観葉植物もついでに物色しておりました。 mathlikeb.hatenablog.com ですが、…

更新、シフト、阻害。知性と相関するのはどれ?

前回はさらっと実行機能についてお話しました。 mathlikeb.hatenablog.com 今回は、 「じゃあ、知性や創造性と関係あるのはどれ?」 というお話をば。 これはドイツで行われた研究なんですが、243人の平均23歳を対象に実行機能と知性の関係を調べたとこ…

認知科学のひとつ、実行機能について

いわゆる認知科学は、コンピューターサイエンスの発展とともにかなり重要になってきた学問。その成果は数学のみならず様々な分野での応用がありそうなんで、結構注目しております。 今回はそんな認知科学の「実行機能(Executive functions)」についてメモ。 …

創造的な人は、どんな行動をとるのか?

前回のテストですが、これは数学においてのクリエイティブ度てすとでした。 Carltonらが342人のギフテットな人を分析して、幼少期にどんな行動を取っていたかに基づいて作成したもの。このテストで、特に5つの要因(表現の発明、成分の関連、結果の改善、…